ネイルの「チップ長さ出し」が取れるのはなぜ?原因と長持ちさせるコツ
「サロンでチップで長さ出しをしてもらったのに、すぐにポロッと取れちゃった…」
「自爪に戻したいけど、どうやってオフすればいいの?」
チップによる長さ出しは、手軽に好みの長さにできる便利な方法ですが、取れやすいというお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、チップ長さ出しが取れてしまう主な原因から、長持ちさせるための具体的な対策、さらには安全なオフの仕方まで、ネイリストの視点も交えて詳しく解説します。
これを読んで、もうチップが取れる心配をせずに、美しいネイルを長く楽しみましょう!
チップ長さ出しが取れてしまう3つの原因
まずは、なぜチップが取れてしまうのか、その原因を知ることが大切です。
1. 装着時の自爪の状態
チップを装着する前の自爪の状態が悪いと、取れやすくなってしまいます。
油分や水分が残っている:自爪に油分や水分が残っていると、接着剤(グルーやジェル)がしっかり密着しません。
甘皮の処理が不十分:甘皮が残っていると、そこから浮きやすくなり、剥がれる原因になります。
サロンでは丁寧に下準備をしてくれますが、もし施術中に「油分除去が甘いかも?」と感じた場合は、ネイリストさんに相談してみるのも一つの手です。
2. 日常生活での使い方
せっかくの美しいネイルも、使い方によっては大きな負担がかかります。
爪を道具として使う:シールを剥がしたり、缶のプルタブを開けたりするなど、爪の先端に力をかける行為はNGです。
水仕事や入浴時の注意不足:長時間水に触れると、接着部分がふやけて剥がれやすくなります。水仕事をする際はゴム手袋を着用するなど、工夫してみましょう。
また、爪をぶつけたり、強く圧迫したりすることも、取れる原因になるので注意が必要です。
3. 接着剤やジェルの相性
使用する接着剤(グルー)やジェルの種類も、持ちに影響します。
グルーの種類:サロンでは強力なプロ用グルーを使用しますが、市販品の中には強度が弱いものもあります。
ジェルの硬化不足:チップを接着する際にジェルを使っている場合、硬化が不十分だと密着力が弱くなります。
サロンで施術してもらったのにすぐ取れてしまう場合は、ネイリストさんの技術的な問題も考えられますが、まずは自分の生活習慣を見直してみましょう。
チップ長さ出しを長持ちさせるための3つのコツ
取れる原因が分かったら、次は具体的な対策です。
1. 施術後すぐの扱い方に気をつける
施術した当日は特にチップが不安定になりがちです。
施術後1〜2時間は水に触れない:完全にグルーやジェルが硬化・定着するまで、水濡れを避けるのが理想です。
指先を酷使しない:荷物を持つ際なども、できるだけ指の腹を使うように心がけましょう。
2. 自宅でのケアを徹底する
美しい状態を保つためには、日々のセルフケアが欠かせません。
保湿をこまめに行う:キューティクルオイルやハンドクリームで、爪周りを乾燥から守りましょう。乾燥はネイルの浮きにつながります。
手袋を活用する:水仕事や家事をする際は、ゴム手袋を着用して、ネイルを保護してください。
3. 剥がれそうになった時の応急処置
もしチップが少し浮いてきたと感じたら、そのまま放置せずに早めに対処することが大切です。
完全に取れる前にサロンへ相談:浮き始めた時点でネイルサロンに連絡し、お直ししてもらうのが一番安全です。
自分で無理に剥がさない:取れかかっているチップを無理に剥がすと、自爪まで傷つけてしまう恐れがあります。
チップの安全なオフの仕方
「もう長さ出しはいいかな」「自爪に戻したい」と思った時、自分で無理にオフするのは絶対にやめましょう。
チップを無理矢理剥がすと、自爪の表面まで一緒に剥がれてしまい、爪がボロボロになってしまいます。
安全にオフするためには、サロンでプロに任せるのが一番です。オフ専用の溶剤や技術を使って、自爪を傷つけることなく綺麗にオフしてくれます。
まとめ:チップ長さ出しは丁寧な扱いが鍵!
チップによる長さ出しは、手軽に理想の爪の形や長さを手に入れられる素晴らしい方法です。
「取れるかも…」と不安になるのではなく、今回ご紹介した対策を実践して、美しいネイルを長く楽しんでくださいね。