脂肪注入豊胸で「小さくなる」ってホント？定着率を上げて理想のバストを手に入れる方法

「脂肪注入豊胸に興味があるけれど、せっかく入れた脂肪が小さくなるって聞くから不安…」

「豊胸手術をしても、定着しなくて変わらないってことはあるの？」

脂肪注入豊胸は、自分の脂肪を使って自然なバストアップが叶う人気の施術ですが、施術後の変化や定着率について心配されている方は少なくありません。

この記事では、脂肪注入豊胸でなぜ小さくなることがあるのか、定着させるために知っておきたいポイント、そして理想のバストをキープするためのケア方法まで、専門的な視点からわかりやすく解説します。

脂肪注入豊胸後、なぜ「小さくなる」の？

脂肪注入豊胸では、自分の脂肪を吸引してバストに注入しますが、注入した脂肪のすべてがそのまま残るわけではありません。これが、施術後にバストが小さくなると感じる主な理由です。

注入された脂肪は、新しい環境で生きていくために、周りの組織から栄養や酸素を受け取る必要があります。この脂肪が新しく血管とつながって生き残ることを「定着」と言います。

一般的に、脂肪の定着率は40〜60%程度と言われており、個人差やクリニックの技術によっても差が出ます。

つまり、注入した脂肪のうち、定着できなかった脂肪は体内に吸収されてしまうため、その分だけバストが小さくなるように感じるのです。

せっかく豊胸するなら、定着率を少しでも上げたいですよね。脂肪を定着させるために大切なのは、施術後の過ごし方です。

脂肪注入豊胸後のダウンタイムは、脂肪が定着するための非常に重要な期間です。

過度な運動は避ける：注入した脂肪に負担をかけないよう、激しい運動は控えて安静に過ごしましょう。
バストを圧迫しない：定着を妨げるため、ワイヤー入りのブラジャーや締め付けの強い下着は避け、ノンワイヤーの豊胸ブラジャーなどを着用しましょう。いつから着用できるかは医師の指示に従ってください。
注入した部分を温める：血行を促進することで、脂肪が定着しやすくなります。シャワーや入浴などで体を温めることを心がけましょう。

脂肪を定着させるためには、注入する脂肪の状態も大切です。

良質な脂肪の採取：脂肪は、太ももからやお腹からなど、様々な場所から採取できます。脂肪の質が高い部位を選ぶことや、脂肪を壊さずに採取する技術が重要です。
適切な注入量：一度に大量の脂肪を注入すると、脂肪が定着しきれずに吸収されてしまい、結果として小さくなることがあります。医師と相談し、無理のない何ccの脂肪を注入するか決めることが大切です。

「1回の施術では満足できなかった」「もっと大きくしたい」という場合、脂肪注入豊胸は2回目の施術も可能です。

1回目の施術で定着した脂肪に、さらに脂肪を注入することで、より何カップもバストアップが期待できます。

ただし、2回目の施術を検討する場合は、1回目の施術から期間を空ける必要があります。何ヶ月後から施術が可能か、医師としっかり相談しましょう。

脂肪注入豊胸は、施術後に小さくなる可能性はありますが、それは脂肪が定着する過程で起こる自然な現象です。

定着率を上げるためには、施術後の過ごし方が非常に大切になります。正しい知識を持って、クリニックの医師と連携しながらケアをすれば、理想のバストを何年もキープすることも夢ではありません。

脂肪注入豊胸を検討されている方は、この記事を参考に、まずは信頼できるクリニックに相談して、あなたに合った施術方法を見つけてくださいね。