結婚式の招待状、スマートな返信メッセージで祝福を伝えよう!
結婚式の招待状が届くと、嬉しい気持ちと同時に「返信メッセージ、どう書いたらいいんだろう?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?特に、マナーを守りつつ、心からの祝福の気持ちを伝えるのは意外と難しいものですよね。
今回は、結婚式の招待状の返信メッセージについて、押さえておきたい基本マナーから、相手別の具体的な例文まで、分かりやすくご紹介します。これを読めば、もう返信に悩むことはありませんよ!
返信メッセージの基本マナー:これだけは押さえておこう!
お祝いの気持ちをスマートに伝えるために、まずは基本的なマナーを確認しましょう。
2〜3日以内、遅くとも1週間以内に返信を!
招待状が届いたら、できるだけ早く返信するのがマナーです。新郎新婦は出欠確認ができないと、席次や料理の準備を進められません。遅くとも1週間以内には返信を出すようにしましょう。
句読点(、や。)は使わない
結婚祝いのメッセージでは、「、」や「。」といった句読点を使わないのが一般的です。これは、句読点が「区切り」を意味するため、お祝いの場にはふさわしくないとされているからです。スペースを空けたり、改行したりして読みやすく工夫しましょう。
「忌み言葉」「重ね言葉」を避ける
結婚式では、不幸や別れを連想させる「忌み言葉」や、再婚を連想させる「重ね言葉」は避けるのが鉄則です。
忌み言葉の例: 終わる、切れる、破れる、別れる、離れる、冷める、忙しい、ご多忙など
重ね言葉の例: 重ね重ね、度々、再度、繰り返し、ますます、追って、くれぐれもなど
もしこれらの言葉を使いそうになったら、別の言葉に言い換えましょう。「ご多忙のところ恐縮ですが」→「お忙しい中恐縮ですが」などに変更できます。
「寿」の字を上手に活用!
招待状に「寿」と書かれている部分(「御出席」「御芳名」「御住所」など)は、線を引いて消すのがマナーです。このとき、二重線で消すのが一般的ですが、寿の字を使って修正するのも粋な方法です。
「御出席」→「御」を二重線で消し、「出席」の上に「寿」と書く。
「御芳名」→「御芳」を二重線で消し、「名前」の上に「寿」と書く。
メッセージ欄は簡潔に
メッセージ欄が小さい場合が多いので、簡潔にお祝いの気持ちと出席の意向を伝えるようにしましょう。
【出席時】相手別の返信メッセージ例文集
ここからは、実際に返信する際の具体的なメッセージ例文をご紹介します。新郎新婦との関係性に合わせて選んでみてください。
1. 友人・同僚へ贈るメッセージ
親しい友人や同僚には、フランクさも交えつつ、心からの祝福を伝えましょう。
例文1:シンプルに祝福と喜びを伝える
〇〇さん △△さん ご結婚おめでとうございます
ご招待いただきありがとうございます
喜んで出席させていただきます
お二人の晴れ姿を楽しみにしています
例文2:二人の幸せを願う気持ちを込めて
〇〇さん △△さん
ご結婚誠におめでとうございます
お招きいただき大変光栄です
ぜひ出席させていただきます
素敵な一日になることと思います
末永いお幸せをお祈り申し上げます
例文3:少しプライベートな言葉を添えて
〇〇 ご結婚おめでとう!
素敵な招待状をありがとう
△△さんと幸せいっぱいの結婚式
心から楽しみにしています
準備で忙しいと思うけど体に気をつけてね
2. 親族へ贈るメッセージ
親族へは、丁寧さを意識しつつ、日頃の感謝や今後の末永い幸せを願う気持ちを込めて。
例文1:丁寧な言葉遣いで祝福を
〇〇様 △△様
この度はご結婚誠におめでとうございます
慶んで出席させていただきます
お二人の晴れの門出を心よりお祝い申し上げます
末永いお幸せとご健康を心よりお祈り申し上げます
例文2:日頃の感謝も伝える
〇〇さん △△さん ご結婚おめでとうございます
素敵なご案内をありがとうございます
喜んで出席させていただきます
お二人の末永い幸せを心よりお祈りいたします
日頃の感謝を込めて心ばかりのお祝いを贈ります
3. 目上の方・上司へ贈るメッセージ
目上の方や上司には、最大限の敬意を払い、丁寧な言葉遣いを徹底しましょう。
例文1:簡潔かつ丁寧に祝福を
〇〇様 △△様
ご結婚誠におめでとうございます
ご多忙の中にも関わらず
お招きいただき大変光栄に存じます
慶んで出席させていただきます
お二人の輝かしい未来を心よりお祈り申し上げます
例文2:今後の活躍を願う気持ちも込めて
〇〇部長 △△様
この度はご結婚誠におめでとうございます
お招きいただきまして誠にありがとうございます
喜んで出席させていただきます
お二人の末永いお幸せを心よりお祈りするとともに
益々のご活躍を楽しみにしております
【お役立ち情報】返信メッセージの豆知識
出席できない場合:
欠席する場合も、できるだけ早く返信しましょう。メッセージ欄には、出席できないことへのお詫びと、二人の結婚を心から祝福する言葉を添えます。具体的な欠席理由は書かなくても問題ありませんが、もし書く場合は「やむを得ない事情により」などとぼかして書くのがマナーです。後日、改めて電報や結婚祝いを贈り、お祝いの気持ちを伝えましょう。
アレルギーや苦手なものがある場合:
もし食事に関して配慮してほしい点があれば、返信ハガキの所定の欄に具体的に記入しましょう。ただし、あまり細かすぎる要望は避けるのが無難です。
まとめ:あなたの気持ちが伝わる返信を!
結婚式の招待状の返信は、新郎新婦への最初のお祝いのメッセージです。ご紹介したマナーと例文を参考に、あなたの心からの祝福の気持ちを、スマートに伝えてくださいね。
「おめでとう」の気持ちが伝わる返信は、きっと新郎新婦にとっても嬉しい贈り物になるはずです。