パスポート写真の髪型どうする?女性向けNG&OKスタイルと撮影のコツ
海外旅行や海外出張の準備で欠かせないのがパスポート。そのパスポートに貼る写真は、ルールが細かく定められており、「これで大丈夫かな?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。特に女性の場合、髪型ひとつで写真の印象が大きく変わるため、どんなスタイルが良いのか迷ってしまいますよね。
今回は、パスポート写真で失敗しないための女性向け髪型ガイドです。避けるべきNGスタイルと、好印象を与えるOKスタイル、そしてきれいに撮れるちょっとしたコツをご紹介します。
これだけは避けたい!パスポート写真のNG髪型
パスポート写真には、本人確認が容易にできることが最も重要視されます。そのため、顔の輪郭や目元が隠れるような髪型はNGとされています。
- 顔の輪郭が隠れるスタイル:
- 頬や顎のラインが隠れる髪: フェイスラインが髪で覆われていると、顔の輪郭がはっきりせず、本人確認が難しくなります。
- サイドの髪が顔にかかる: 特に、前髪以外のサイドの髪が顔にかかり、頬や耳の一部が隠れてしまうのは避けましょう。
- 目元が隠れるスタイル:
- 前髪が目にかかる、眉が隠れる: 眉や目が髪で隠れてしまうと、顔の識別ができません。前髪は眉毛が見えるように上げるか、横に流すなどして、額と眉毛がはっきりと見えるようにしましょう。
- 目の縁(ふち)が隠れる: 目尻や目頭など、目の輪郭が髪で隠れるのもNGです。
- 帽子やヘアバンド、大きな飾り:
- 宗教上などの理由がない限り、帽子やヘアバンド、カチューシャなどは着用できません。
- 大きなリボンや派手なヘアピンなど、顔にかかるようなヘアアクセサリーも避けましょう。
- 光の反射や影ができるスタイル:
- ワックスやスプレーなどで髪にツヤを出しすぎると、フラッシュの光が反射して、顔の一部が白飛びしてしまうことがあります。
- 逆光や、顔に影ができるような髪型も避けましょう。
これならOK!パスポート写真におすすめの髪型スタイル
本人確認がしやすく、かつ好印象を与える髪型は、シンプルで顔全体がよく見えるスタイルです。
- 前髪を上げる・流すスタイル:
- おでこを出す: 前髪をすっきりと上げておでこを出すと、明るく清潔感のある印象になります。
- 横に流す: 前髪を横に流す場合は、眉毛が完全に隠れないように注意し、目にかからないようにピンで留めるなど工夫しましょう。
- 顔周りをすっきりさせるスタイル:
- 髪を耳にかける: サイドの髪は耳にしっかりかけることで、顔の輪郭がはっきり見え、すっきりとした印象になります。
- 結ぶ(ポニーテール、お団子など): 長い髪は、低い位置でポニーテールにしたり、コンパクトなお団子にしたりすると良いでしょう。この時、顔周りの髪が垂れてこないようにピンで固定するのがポイントです。
- ダウンスタイル(ストレート、ゆる巻きなど):
- 髪を下ろす場合は、顔の輪郭が隠れないように、両サイドの髪を耳にかけるか、肩から後ろに流すようにしましょう。
- 極端なボリュームは避け、肩より長い場合は、写真に髪の毛全体が収まるように気をつけましょう。
- ワックスなどは少量にして、光りすぎない自然なツヤ感を意識します。
きれいに撮るためのちょっとしたコツ
髪型以外にも、パスポート写真をより美しく、そしてルールに則って撮るためのコツがあります。
- 服装はシンプルに: 首元が詰まった服や、明るすぎない無地の服がおすすめです。白や淡い色の服は背景と同化しやすいので避けましょう。
- 表情は自然に: 真顔ではなく、口角を少しだけ上げた自然な笑顔がおすすめです。歯を見せるのはNGですが、優しい表情を意識することで、明るく見えます。
- メイクはナチュラルに: 濃すぎるメイクは避け、普段より少しだけ丁寧に、健康的な肌色を意識したナチュラルメイクが最適です。特に、目元はアイラインやマスカラを控えめにし、瞳の色がはっきり分かるように心がけましょう。
- 撮影場所に注意: スピード写真機を利用する場合は、照明の当たり方や背景の白さなどに注意が必要です。不安な場合は、写真店でプロに撮影してもらうのが最も確実です。
まとめ:パスポート写真は「本人確認」が最優先!
パスポート写真は、あなたの国際的な身分証明書となる大切なものです。そのため、おしゃれさよりも**「本人確認がしやすいこと」**が最も優先されます。
顔の輪郭や目元がはっきりと見えるシンプルな髪型を選び、余計な飾りは避けることが重要です。今回ご紹介したNG例とOKスタイル、そして撮影のコツを参考に、ぜひあなたらしい魅力を引き出しつつ、規定をクリアした最高のパスポート写真を撮影してくださいね!