佐川急便で大型荷物を送る!「飛脚ラージサイズ宅配便」の全貌と賢い利用術
引っ越しや模様替え、ネットオークションでの大物商品の発送など、「これ、どうやって送ればいいの!?」と頭を抱えるような大きな荷物。そんな時、頼りになるのが佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅配便」です。
「本当にこんな大きな荷物も送れるの?」「料金はどれくらいかかるんだろう?」「何か制限があるのかな?」と疑問に感じている方もいるかもしれませんね。
この記事では、佐川急便のラージサイズ宅配便のサイズ制限や重量、気になる送料の目安、そして賢く利用するためのポイントまで、詳しく解説していきます。これで、大きな荷物の発送ももう怖くありませんよ!
「飛脚ラージサイズ宅配便」ってどんなサービス?
佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅配便」は、通常の宅配便では送れないような、大きな荷物や重い荷物に対応した配送サービスです。特に、3辺合計が160cmを超える荷物や、重さが30kgを超える荷物を送りたい場合に利用します。
通常の「飛脚宅配便」が160サイズ・30kgまでなのに対し、飛脚ラージサイズ宅配便では、さらに大きな荷物を送ることができるので、個人の方はもちろん、法人の方にも広く利用されています。
どこまで送れる?サイズと重量の制限をチェック!
飛脚ラージサイズ宅配便で送れる荷物のサイズと重量には、上限があります。
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最大サイズ:
縦・横・高さの3辺合計が260cmまで。
例えば、高さ100cm、幅80cm、奥行き80cmの荷物なら、合計260cmなので送ることができます。
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最大重量:
1個あたり50kgまで。
30kgを超えると料金が加算されますが、最大50kgまで対応しています。
ポイント!
佐川急便では、荷物のサイズと重量を比較し、どちらか大きい方の料金が適用されます。 例えば、3辺合計が160cm以内でも重量が30kgを超え50kg以内であれば、飛脚ラージサイズ宅配便の料金が適用されることになります。
気になる送料は?サイズごとの料金目安
送料は、荷物のサイズ(3辺合計)と送る地域によって大きく異なります。ここでは、代表的なサイズである170サイズ、220サイズ、260サイズを中心に、だいたいの料金目安を見ていきましょう。
(例:関東エリアからの発送、重量30kg未満の場合の目安)
- 170サイズ: 約2,400円〜6,000円程度 (例:関東エリア内2,376円、関東から北海道2,600円、関東から南九州2,808円)
- 220サイズ: 約3,700円〜10,500円程度 (例:関東エリア内3,726円、関東から北海道4,070円、関東から南九州4,158円)
- 260サイズ: 約5,900円〜17,800円程度 (例:関東エリア内5,886円、関東から北海道6,420円、関東から南九州6,318円)
【重量加算について】
飛脚ラージサイズ宅配便では、**30kgを超える場合、10kgごとに270円が料金に加算されます。**例えば、40kgの荷物であれば270円が、50kgの荷物であればさらに270円(合計540円)が追加されるイメージです。
正確な料金は、佐川急便の公式サイトにある料金検索ツールを利用するか、直接営業所に問い合わせるのが確実です。
どうやって送る?利用方法と注意点
大きな荷物を送る際の利用方法と、スムーズに発送するための注意点を見ていきましょう。
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荷物の梱包:
- 荷物のサイズと重量を正確に測りましょう。3辺の合計(縦+横+高さ)が260cm以内、重さ50kg以内であるか確認します。
- 衝撃に強い頑丈な段ボール箱を使用し、隙間には緩衝材をしっかり詰めて、荷物が動かないように固定します。
- 特に壊れやすいものは、二重梱包や「われもの注意」などの表示を忘れずに。
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送り状の準備:
- 手書きの送り状だけでなく、Web上で送り状を作成・印刷できる「e飛伝(ひでん)」サービスも便利です。
- 品名には具体的な内容を記載しましょう。
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集荷依頼または持ち込み:
- 集荷依頼: 荷物が大きくて持ち運びが難しい場合は、佐川急便に集荷を依頼するのが便利です。電話やインターネットから簡単に申し込めます。
- 営業所・サービスセンターへの持ち込み: ご自身で営業所などに持ち込むことも可能です。持ち込み割引が適用される場合もあります。コンビニエンスストアでの受付はできないため注意しましょう。
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支払い方法:
現金、電子マネー、クレジットカード(一部営業所・セールスドライバー)などが利用可能です。法人契約の場合は、月締めの支払いもできます。
ここが注意!送れないものもある?
以下のものは、基本的に飛脚ラージサイズ宅配便では送ることができません。
- 現金、有価証券、貴金属、宝石類など
- 火薬類、毒物、劇物、引火性液体など危険物
- 信書
- 生き物
- 一人での積み下ろしが不可能なバイクなどの二輪車や大型家具など
これらの品目や、上限を超える荷物の場合は、「飛脚チャーター便」や「飛脚大型家具・家電設置便」など、別のサービスを検討する必要があります。事前に佐川急便に確認しましょう。
賢く利用するコツ!送料を抑えるには?
大型荷物の送料は高くなりがちですが、ちょっとした工夫で費用を抑えられるかもしれません。
- できるだけコンパクトに梱包する: サイズが1cm違うだけでも料金が変わる場合があるので、荷物を可能な限り小さく、コンパクトに梱包することを心がけましょう。
- 複数の荷物をまとめる工夫: 送りたいものが複数ある場合、可能な範囲で1つの大きな箱にまとめることで、個口数を減らし、送料を抑えられることがあります。ただし、合計サイズや重量の制限は超えないように注意しましょう。
- 持ち込み割引の活用: 近くに佐川急便の営業所やサービスセンターがある場合は、ご自身で持ち込むことで割引が適用されることがあります。
- 他社との比較検討: 送る荷物の種類やサイズによっては、ヤマト運輸(ヤマト便 ※現在新規受付停止中)や日本郵便(ゆうパックの重量ゆうパック、大型郵便物)などの他社のサービスと比較検討するのも良いでしょう。
まとめ:大型荷物の発送も佐川急便でスムーズに!
佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅配便」は、大きくて重い荷物を送りたい時に、とても便利なサービスです。サイズ・重量の制限をしっかり確認し、適切な梱包と送り状の準備をすることで、安心して荷物を送ることができます。
もし「この荷物は送れるかな?」「送料はいくら?」と不安に感じたら、まずは佐川急便のウェブサイトで確認するか、最寄りの営業所に問い合わせてみてください。
これで、あなたの大型荷物もスムーズに、そして安全にお届けできるはずです。