「カレーにさつまいもはまずい?」と感じる理由と、実は絶品になる作り方!

 

ホクホク甘いさつまいもは、煮物やスイーツなど、幅広い料理で大活躍する人気の食材ですよね。でも、「カレーにさつまいもを入れると、なんだか味がぼやける…」「甘みが強すぎて、カレーと合わない気がする」と感じたことはありませんか?

実は、カレーにさつまいもを入れると「まずい」と感じてしまうのには、いくつかの理由があります。しかし、ちょっとした工夫をするだけで、さつまいもがカレーの美味しさをぐっと引き出す「隠れた主役」に大変身するんです!

今回は、さつまいもカレーがイマイチになってしまう理由と、それを解決して「めちゃくちゃ美味しい!」と感動するような、絶品さつまいもカレーの作り方をご紹介します。

「カレーにさつまいもはまずい」と感じる2つの主な理由

なぜ、さつまいもをカレーに入れると、味がちぐはぐに感じてしまうのでしょうか。その理由を見ていきましょう。

理由1:さつまいもの「甘み」がカレーの味を邪魔する

さつまいもは、その名の通り強い甘みが特徴です。この甘みが、カレーのスパイシーな風味やコクとぶつかり合ってしまい、結果的にカレー全体のバランスを崩してしまうことがあります。

特に、甘口のルーを使ったり、他の甘い具材(玉ねぎをしっかり炒めて甘みを引き出すなど)と組み合わせたりすると、甘みが過剰になり、カレー本来の旨味や辛さが感じにくくなってしまうのです。

理由2:さつまいもの「食感」がカレーに合わないと感じる

さつまいもは、煮込むとホクホクとした食感になります。この食感が、人によってはカレーのトロッとしたルーや、他の具材(肉やジャガイモ、ニンジンなど)との一体感を損なうと感じることがあります。

また、煮崩れしやすい品種だと、カレー全体がもったりとしてしまい、見た目や口当たりが悪くなることも。ジャガイモのように形がしっかり残りつつも、ルーと馴染む食感を期待すると、さつまいものホクホク感が「違う」と感じてしまうのかもしれません。

絶品に変わる!さつまいもカレーの美味しい作り方とコツ

「なるほど、そういうことか!」と納得したところで、ここからは「まずい」を「美味しい!」に変える、さつまいもカレーの具体的な作り方とコツをご紹介します。ポイントは、さつまいもの特性を理解し、調理法で工夫することです。

コツ1:さつまいもを下処理して「甘みを調整」する!

さつまいもの甘みを抑えたり、カレーと馴染ませたりするために、ちょっとした下処理を加えましょう。

  • 水にさらす(アク抜き): さつまいもを切った後、10〜15分ほど水にさらしてアクを抜くと、余分な甘みが抜けてすっきりとした味わいになります。また、変色も防げます。
  • 「塩」で甘みを引き締める: 煮込む前に、切ったさつまいもに少量の塩をまぶしておくと、さつまいも本来の甘みを引き出しつつ、味全体が引き締まり、カレーとの調和が取れやすくなります。
  • 「辛口ルー」と合わせる: さつまいもの甘みを受け止めるために、普段より辛口のルーを選んだり、スパイスを追加して辛さを強調したりすると、甘みとのバランスが取れて美味しくなります。

コツ2:さつまいもの「食感」を活かす工夫!

ホクホクとした食感を逆手にとったり、他の食感を加えたりすることで、一体感のある美味しいカレーになります。

  • 「後入れ」で煮崩れを防ぐ&食感を残す: さつまいもは煮崩れしやすいので、他の野菜がある程度煮えてから、カレーのルーを入れるタイミングか、その少し前に入れるのがおすすめです。形がしっかり残り、ホクホク感を存分に楽しめます。
  • 「大きめにカット」して存在感を出す: 小さく切りすぎると煮崩れしやすくなるだけでなく、食感も埋もれてしまいます。大きめの乱切りにすることで、さつまいもならではのホクホク感をしっかりと感じられ、満足感もアップします。
  • 「素揚げ」や「ソテー」で香ばしさをプラス! さつまいもをカレーに加える前に、素揚げにするか、フライパンで軽くソテーして焼き目をつけると、香ばしさとコクが加わり、カレーとの相性が格段に良くなります。外はカリッと、中はホクホクの食感が楽しめ、煮崩れも防げます。

コツ3:カレーの「風味」を深めてバランスを取る!

さつまいもの甘みに負けないよう、カレーの風味を豊かにすることも大切です。

  • 「隠し味」でコクと酸味をプラス:
    • コーヒーフレッシュや牛乳: マイルドさが加わり、さつまいもの甘みとカレーの辛さを優しくまとめます。
    • ヨーグルトやトマト: 適度な酸味が加わり、さつまいもの甘みを引き締め、味に奥行きが出ます。
    • チョコレートやインスタントコーヒー: 少量加えるだけで、カレーのコクと苦味が増し、複雑な味わいになります。
  • 「スパイス」で香りを引き立てる: ガラムマサラやクミン、コリアンダーなどのスパイスを、カレーの仕上げに加えることで、香りが立ち、さつまいもの甘みに負けない風味豊かなカレーになります。

これで完璧!さつまいもゴロゴロ絶品カレーレシピ

それでは、上記のコツを活かした絶品さつまいもカレーのレシピをご紹介します。

【材料】(4人分)

  • 豚肉(カレー用、または薄切り):200g
  • 玉ねぎ:1個
  • にんじん:1本
  • じゃがいも:1個
  • さつまいも:1本(約200g)
  • カレールー:1箱(市販の辛口がおすすめ)
  • 水:表示通り
  • サラダ油:大さじ1
  • 塩:小さじ1/2(さつまいも用)
  • 隠し味(お好みで): プレーンヨーグルト大さじ2、インスタントコーヒー小さじ1/2

【作り方】

  1. さつまいもの下準備: さつまいもは皮をむき、大きめの乱切りにして、塩小さじ1/2をまぶし、10分ほど水にさらす。(アク抜きと甘み調整)
  2. 他の野菜も乱切りに、豚肉は一口大に切ります。
  3. 鍋にサラダ油を熱し、豚肉を炒めます。色が変わったら玉ねぎ、にんじん、じゃがいもの順に加えて炒め合わせます。
  4. 水を加えて煮込み、アクを取り除きます。
  5. 野菜が柔らかくなってきたら、水気を切ったさつまいもを加えます。再び沸騰したら弱火にし、さつまいもが柔らかくなるまで煮込みます。
  6. 火を止めてカレールーを割り入れ、よく溶かします。
  7. 再び弱火にかけ、とろみがつくまで煮込みます。
  8. お好みでヨーグルトやインスタントコーヒーなどの隠し味を加えて、味を調えたら完成です!

まとめ:さつまいもカレーは「美味しい」に変えられる!

「カレーにさつまいもはまずい」と感じるのは、決して間違いではありません。しかし、それはさつまいもの特性を活かしきれていないだけかもしれません。

さつまいもの甘みと食感を理解し、下処理や加熱のタイミング、隠し味を工夫することで、いつものカレーが驚くほど奥深く、美味しい一品に大変身します。

ぜひこの記事を参考に、あなたも「さつまいもカレーはやっぱり美味しい!」と家族みんなが笑顔になる、新しい定番メニューに挑戦してみてくださいね!

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