初めての病院、電話予約で「スマート」に!知っておきたい基本とよくある質問
体調が悪くて病院に行きたいけれど、初めての病院に電話するのは少し緊張しますよね。「何を伝えればいいの?」「どれくらい時間がかかるの?」と不安に思う方もいるかもしれません。
この記事では、初めての病院に電話をかける際の「スマートな話し方」と、知っておくと安心な「よくある質問」について、分かりやすく解説します。これさえ読めば、安心して電話をかけられるようになりますよ!
これで安心!スマートな電話のかけ方ステップ
電話をかける前に、いくつかの情報を手元に用意しておくと、スムーズに話を進めることができます。
1. 事前に準備しておくと良いもの
電話をかける前に、以下の情報をメモしておくと、慌てずに話せます。
受診する人の氏名・生年月日・電話番号
症状がいつから、どんな風に出ているか(例:昨日から喉が痛い、熱が38度ある、など具体的に)
アレルギーの有無(薬や食べ物など)
服用中の薬があるか
持病の有無(もしあれば)
希望する受診日時(いくつか候補を考えておくと良いでしょう)
保険証の情報(手元に準備しておくと、聞かれた時にすぐに答えられます)
紹介状の有無(もしあれば)
2. 電話をかける時間帯
病院の電話は、開院直後や閉院間際、お昼休み前後は混み合います。比較的つながりやすいのは、午前中の診察開始から少し経った時間帯(例:9時半〜10時半頃)や、午後の診察開始直後です。緊急時以外は、混雑時を避けてかけるのがスマートです。
3. 電話での話し方テンプレート
いざ電話をかけたら、以下の流れで話すとスムーズです。
ステップ1:挨拶と目的を伝える
「お忙しいところ恐れ入ります。初めてお電話させていただきます、〇〇と申します。」
「(受診したい人の名前)のことでお電話いたしました。」
ステップ2:受診希望の旨を伝える
「発熱と喉の痛みがあり、受診をお願いしたいのですが。」
「本日(または〇月〇日)に診ていただくことは可能でしょうか?」
ステップ3:症状の具体的な説明
「〇〇の症状が、いつから、どのような状態か」を簡潔に伝えます。
「昨日から38度の熱があり、喉がひどく痛みます。」
「市販薬を飲んでいますが、なかなか良くならず…」
ステップ4:相手からの質問に答える
受付の方から、生年月日、電話番号、アレルギーの有無、服用中の薬、持病などについて質問されます。手元に用意したメモを見ながら、落ち着いて答えましょう。
ステップ5:予約日時の確認
予約日時を告げられたら、必ず復唱して確認しましょう。
「〇月〇日の〇時ですね。ありがとうございます。」
ステップ6:持ち物の確認と電話を切る
「当日の持ち物は、保険証と診察券以外に何かありますか?」
(「お薬手帳をお持ちください」など、指示があればメモしましょう。)
最後に、「お忙しいところありがとうございました。よろしくお願いいたします。」と感謝を伝えて電話を切りましょう。
初診でよくある質問と回答例
電話でよく聞かれることや、事前に知っておくと役立つ情報をご紹介します。
Q1: 「保険証はありますか?」と聞かれたら?
A: 「はい、健康保険証を持っています。」 または 「現在、持っていません(または申請中です)。全額自費になる可能性はありますか?」 と正直に伝えましょう。保険証がない場合は、医療費を一時的に全額自己負担することになりますが、後日保険証を持参すれば返金されることが多いです。
Q2: 「紹介状はありますか?」と聞かれたら?
A: 「いいえ、ありません。」 または 「はい、〇〇病院からの紹介状があります。」 と伝えましょう。紹介状がない場合でも受診は可能ですが、大きな病院(特定機能病院など)では、初診時に選定療養費が別途かかる場合があります。
Q3: 「お薬手帳はありますか?」と聞かれたら?
A: 「はい、持っています。」 または 「いいえ、持っていません(または初めて作ります)。」 と答えましょう。お薬手帳があると、医師がこれまでの服用歴を把握しやすくなるため、持参を求められることが多いです。
Q4: 「〇〇の症状ですが、何科を受診すれば良いですか?」
A: 病院によっては、受付で症状を聞き、適切な診療科を案内してくれます。 もし自分で判断できない場合は、「〇〇の症状があるのですが、何科を受診すればよろしいでしょうか?」と尋ねてみましょう。
Q5: 「どれくらい費用がかかりますか?」
A: 一般的な初診料は、健康保険が適用される場合、数百円から千円程度(3割負担の場合)ですが、検査や処置の内容によって大きく変わります。 電話で具体的な金額を答えるのは難しいので、「保険診療になりますので、診察後に会計窓口でご案内いたします」といった回答が多いでしょう。
まとめ:準備と落ち着きがスマートな電話の秘訣!
初めての病院への電話は、誰でも少し緊張するものです。しかし、事前に情報を整理し、話す内容を頭の中でシミュレーションしておけば、自信を持って電話をかけることができます。
体調が優れない時に、余計なストレスを感じずにスムーズに受診するためにも、今回ご紹介した「スマートな電話のかけ方」をぜひ参考にしてみてください。あなたの体調が一日も早く良くなることを願っています!