青い果物って何がある?季節別のリストと隠れた魅力をご紹介!


「青い果物って、パッと思いつくものがないな…」「ブルーベリー以外に何かある?」

そう思われる方も多いかもしれません。確かに、スーパーなどでよく見かける果物といえば、赤や黄色、緑色のものがほとんどですよね。しかし、目を凝らしてみると、意外と身近なところに「青」の要素を持つ果物や、熟すにつれて青色を帯びる果物、さらには「青」が名前につく珍しい果物も存在します。

この記事では、そんな神秘的で魅力的な「青い果物」を、季節別にまとめてご紹介します。色鮮やかな青い果物たちの隠れた魅力や、その特徴についても解説しますので、新たな発見があるかもしれませんよ!


春に旬を迎える「青い果物」

春は、新緑が芽吹く季節。青い果物も、爽やかな彩りを添えてくれます。

  • ブルーベリー(未熟な実)
    • 言わずと知れた「青い果物」の代表格ですが、完全に熟す前は緑色から青緑色をしています。この時期の実は酸味が強く、まだ食用には向きません。
    • 旬:初夏〜夏にかけてですが、品種によっては春の終わり頃から色づき始めます。
  • アケビ(未熟な実)
    • 熟すと紫色に大きく口を開くアケビですが、若い時期の実は翡翠のような美しい青緑色をしています。この頃はまだ固く、食べられません。
    • 旬:秋(9月~10月頃)に熟します。

夏に旬を迎える「青い果物」

夏は、青い果物が最も多く見られる季節です。特にベリー類が豊富に実ります。

  • ブルーベリー(成熟期)
    • おなじみの濃い藍色をした完熟ブルーベリーは、目に良いとされるアントシアニンが豊富です。甘酸っぱくて、そのまま食べるのはもちろん、ジャムやスムージーにも最適です。
    • 旬:6月〜8月頃
  • ハックルベリー
    • 見た目はブルーベリーに似ていますが、酸味が強く、ジャムやパイなどの加工に向いています。野生種が多く、日本ではあまり流通していません。
    • 旬:7月〜9月頃
  • セイヨウスグリ(青実)
    • 別名「グースベリー」。熟すと赤や黄色になりますが、未熟な状態では緑がかった青色をしています。酸味が強く、ジャムやソースに使われます。
    • 旬:6月〜8月頃
  • プラム(一部品種の未熟な実)
    • プルーンとも呼ばれるプラムの一部品種は、熟す前は青みがかった色をしています。完全に熟すと赤や紫になります。
    • 旬:6月〜9月頃

秋に旬を迎える「青い果物」

秋は、成熟が進み色が深まる果物が多い時期です。

  • スモモ(一部品種の未熟な実)
    • プラムと同様、一部のスモモの品種は、熟す前に青みがかった色をしています。
    • 旬:6月〜8月頃(夏)ですが、晩生種は秋口まで収穫されます。
  • ブドウ(一部品種の未熟な実)
    • 一般的なブドウ(巨峰やピオーネなど)も、熟す前は緑色ですが、ごく初期の未熟な段階では青みがかって見えることがあります。
    • 旬:8月〜10月頃

冬に旬を迎える「青い果物」

冬に「青い果物」は非常に珍しいですが、加工品や、輸入品として見かけることがあります。

  • 西洋ネズ(ジュニパーベリー)
    • 正確には果物ではなく、針葉樹の実(球果)ですが、ハーブやスパイスとして利用され、濃い青紫色をしています。ジンの香り付けに使われることで有名です。生食はできません。
    • 旬:通年(乾燥品として流通)

番外編:「青」が名前につく果物と珍しい青い果物

実際に青い実をつけるわけではないけれど、「青」という言葉が名前に含まれていたり、珍しい青い色を持つ果物も存在します。

  • アオハダ
    • 「青肌」と書く落葉樹の実。小さな赤い実をつけますが、樹皮が緑色で「青肌」と呼ばれるため、イメージとして「青い果実の木」として認識されることがあります。食用にはなりません。
  • アオキ
    • 「青木」と書く常緑低木の実。冬に赤い実をつけますが、葉が一年中青々としていることから「青木」と呼ばれます。食用ではありません。
  • ディル(未熟な実)
    • ハーブとして有名なディルも、未熟な種子は青みがかって見えます。これは果物ではありませんが、青い色の植物性食材として知られています。
  • 青いリンゴ
    • 品種名ではなく、未熟なリンゴを指す言葉として使われることがあります(例: 青い森の葉とらずりんご)。熟すと赤や黄色になります。
  • 青いバナナ
    • 熟す前の緑色のバナナを指します。調理用バナナとして利用されることがあります。

まとめ:意外と奥深い「青い果物」の世界!

「青い果物」と聞いて、すぐに思い浮かぶものは少ないかもしれませんが、探してみるとブルーベリーのように身近なものから、熟す前の姿や、名前の由来として「青」を持つものまで、様々あることがわかりました。

多くの場合、青い果物はアントシアニンという色素を含んでおり、健康面でも注目されています。ぜひ、このリストを参考に、普段の食卓に「青い果物」を取り入れて、彩り豊かな食生活を楽しんでみてくださいね!

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