佐川急便はポストに投函できる?「書類」を送る際の注意点も解説!


「佐川急便で荷物を送りたいけど、ポストにポンと入れられるのかな?」

「大事な書類を送りたいんだけど、ポスト投函で大丈夫?」

こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。結論から言うと、佐川急便にはポストに投函されるタイプのサービスもありますが、送りたいものや相手によって使い分けが必要です。特に「書類」を送る際には、ちょっとした注意点があるんですよ。


佐川急便の「ポスト投函サービス」って?

佐川急便が提供しているポスト投函サービスは、主にメール便と呼ばれるものです。一般的な宅配便とは異なり、受領印なしで郵便受けに届けられるのが特徴です。

主なサービスは以下の3種類があります。

  1. 飛脚メール便

    • 主に雑誌やカタログ、パンフレットなどを送る際に利用されます。
    • 佐川急便のドライバーが直接ポストに投函してくれます。
    • 法人向けのサービスで、サイズや重さに規定があります。
  2. 飛脚ゆうメール便

    • 雑誌やカタログ、CD・DVDなどの電磁的記録媒体を送るのに適しています。
    • 佐川急便がお客さまから荷物を預かり、日本郵便に差し出すことで、郵便局の配達員が「ゆうメール」として郵便受けに投函します。
    • 飛脚メール便と同様に、法人向けのサービスで、サイズや重さに規定があります。郵便局の配達網を利用するため、比較的安価に送れるのがメリットです。
  3. 飛脚ゆうパケット便

    • 衣類品、サプリメント、雑誌、コミックなどの小さなお荷物を送るのに便利です。
    • これも飛脚ゆうメール便と同様に、佐川急便が預かって日本郵便に差し出し、「ゆうパケット」として郵便受けに投函されます。
    • 厚さ3cmまでの規定があり、全国的に利用が広がっています。

これらのサービスは、基本的には法人契約が前提となっていることが多いです。個人で利用したい場合は、事前に佐川急便の営業所やセールスドライバーに相談して、初期登録などが必要になる場合があります。

「書類」はポストにインできる?

ここが一番のポイントです! 一言で「書類」といっても、その内容によって扱いが大きく変わります。

基本的には、信書(手紙、請求書、契約書など)をメール便で送ることはできません。

  • 信書とは?

    「信書」とは、特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書のことです。例えば、請求書、領収書、契約書、納品書、願書、履歴書、お礼状、結婚式の招待状なども信書に該当します。

  • なぜ送れないの?

    「信書」は、郵便法によって日本郵便(郵便局)以外の事業者が送ることが厳しく制限されています。 佐川急便などの宅配業者が信書を送るには、国土交通大臣の許可を受けた「信書便事業」としてサービスを提供する必要があります。

佐川急便も「飛脚特定信書便」という信書を送れるサービスを提供していますが、これはポスト投函ではなく、通常は対面での手渡しや受領印が必要な配送方法となります。

したがって、「この書類は相手に確実に届いたと確認したい」ような重要な書類や、手紙や請求書などの信書は、原則として佐川急便のメール便(ポスト投函)では送ることができません。

通常の宅配便(飛脚宅配便)はポスト投函じゃない!

普段、皆さんがイメージする佐川急便の「飛脚宅配便」は、基本的にポスト投函ではありません。

  • 荷物はドライバーが直接届け、対面で手渡しし、受領印やサインをいただくのが原則です。
  • もしお届け時にご不在だった場合は、ポストに不在票が投函され、後日再配達となります。
  • 最近では、宅配ボックスへの配達を指定できるサービスもありますが、これも「ポスト投函」とは異なります。

まとめ:送りたいものでサービスを選ぼう!

佐川急便で荷物を送る際に「ポスト投函」を利用したい場合は、以下の点を参考にしてください。

  • 雑誌やカタログ、CD/DVD、小さな商品など、信書ではないものを送りたい場合

    • 佐川急便の「飛脚メール便」「飛脚ゆうメール便」「飛脚ゆうパケット便」が選択肢になります。
    • ただし、多くは法人向けサービスであり、個人で利用するには事前の手続きが必要な場合が多いです。
  • 手紙、請求書、契約書などの「信書」を送りたい場合

    • 佐川急便のポスト投函型メール便サービスでは送れません。
    • 佐川急便で送りたい場合は、「飛脚特定信書便」を利用しましょう。(こちらはポスト投函ではありません)
    • 一般的には、郵便局の「普通郵便」や「レターパック」などを利用するのが確実で手軽です。

荷物の種類や重要度に合わせて、適切なサービスを選ぶことが大切です。迷った時は、佐川急便の営業所に直接問い合わせてみるのが一番確実ですよ!

このブログの人気の投稿

「不在票なしで返送!?」佐川急便の「持ち戻り」で困った時のクレーム・対処法ガイド

佐川急便の荷物を「PUDO」で受け取る!場所変更の全ガイド&知っておきたい注意点

【徹底解説】チェコ・プラハの物価は実際どう?旅行費用を現地情報もとに大公開!【日本と比較・目安あり】