佐川急便の「持ち戻り」ってどういうこと?困った時のクレーム(苦情)対応ガイド
佐川急便から届くはずの荷物が、なぜか「持ち戻り」と表示されていて、「え、どうして!?」と焦った経験はありませんか?せっかく楽しみにしていた荷物が手元に届かないのは、本当にがっかりしますよね。
でも、ご安心ください!「持ち戻り」にはいくつかの理由があり、ほとんどの場合は適切な方法で解決できます。そしてもし、「これはおかしいな」と感じた場合は、きちんと佐川急便にその気持ちを伝えることも大切なんです。
この記事では、佐川急便の持ち戻りが起こる主な理由から、再配達依頼の賢い方法、そして「納得できない!」と感じた時のクレーム(苦情)の伝え方まで、詳しく解説していきます。これで、もう荷物の「持ち戻り」で慌てることはありませんよ!
佐川急便の「持ち戻り」って何?荷物が戻っちゃう主な理由
佐川急便の荷物追跡サービスで「持ち戻り」と表示されたら、それは配達員さんが一度お届けに伺ったものの、何らかの理由で荷物を営業所に持ち帰ったことを意味します。決して「もう届かない!」というわけではありません。
主な理由は、こんな感じなんです。
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「ごめんなさい、ご不在でした!」 – お届け先に誰もいなかった
これが一番よくある理由です。配達員さんがピンポーンとインターホンを鳴らしても、ご自宅に誰もいらっしゃらなかった場合、荷物は営業所に持ち戻されます。ポストに「不在連絡票」が入っているはずなので、確認してみてくださいね。
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「まだお渡しできません!」 – 配達日時が指定されている
送り主さんが「〇月〇日の〇時以降に届けてね」と配達日時を指定している場合、指定された日時になるまでは、荷物は営業所で大切に保管されています。もし、指定日より前に配達状況を見たら、「持ち戻り(保管中)」と表示されることがあります。これは、指定されるまで待っている状態なので、心配いりませんよ。
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「あれ?住所がちょっと違うかも?」 – 住所不明や間違い
送り状に書かれている住所に少し間違いがあったり、配達員さんが「この住所、どこだろう?」と特定できなかったりする場合も、荷物は営業所に持ち戻されるんです。この場合、佐川急便から確認のお電話が入ることがありますよ。
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「ごめんね、今ちょっと忙しいんだ!」 – 営業所の荷物量が多い場合(繁忙期など)
お歳暮やクリスマス、年末年始など、荷物がどっと増える時期ってありますよね。佐川急便も人間が運んでいるので、配達量が一時的にパンク状態になり、すべての荷物を届けきれずに「持ち戻り」になるケースもあります。特に、法人向けの荷物が優先されることもあり、個人向けの荷物が後回しになることもあるんです。
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「もしもに備えて!」 – 非常時の対応
あまりないことですが、例えば台風や大雪などの自然災害、道路の通行止めなどで、安全に配達できないと判断された場合、一時的に配達が中断され、荷物が持ち戻されることもあります。これは、お客様の安全を守るための大切な措置なんですよ。
荷物が「持ち戻り」になっちゃった!そんな時の賢い対処法
荷物が「持ち戻り」になっても、慌てる必要はありません!いくつかの方法で、スムーズに荷物を受け取ることができますよ。
1. まずは「不在連絡票」をチェック!
ご自宅のポストに、佐川急便の不在連絡票が入っているはずです。この紙に書かれている「お問い合わせ送り状No.」や「担当営業所電話番号」は、再配達を依頼する時に必要になるので、必ず手元に控えておきましょう。
2. Webから再配達を依頼する(これが一番便利!)
佐川急便のウェブサイトや、公式LINEアカウントから再配達を依頼するのが、とっても便利でおすすめです。24時間いつでも依頼できますよ。
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佐川急便Webサイトの「再配達のご依頼」ページ:
不在連絡票に印刷されているQRコードをスマホで読み取るか、**「お問い合わせ送り状No.」と「営業所番号」**を入力して、希望の配達日時を選んで手続きを進めるだけ!とっても簡単です。
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佐川急便LINE公式アカウント:
佐川急便のLINE公式アカウントを「友だち追加」しておけば、トーク画面から簡単に再配達依頼ができます。通知も届くので、状況を把握しやすくて便利ですよ。
3. 電話で再配達を依頼する
もしウェブでの操作が苦手な場合は、不在連絡票に記載されている担当営業所の電話番号、または佐川急便の**お客様相談室(0120-881-724)**に電話して、再配達を依頼することもできます。
4. 営業所で直接受け取るのもアリ!
「どうしても今日中に欲しい!」という場合は、担当営業所で荷物を直接受け取ることも可能です。事前に電話で連絡して、不在連絡票とご自身の身分証明書(運転免許証や健康保険証など)を持って営業所へ向かいましょう。
「納得いかない!」佐川急便へのクレーム(苦情)の伝え方
「不在票が入っていなかったのに持ち戻りになっていた」「指定した時間に来なかった」「連絡もなしに配達されなかった」など、佐川急便の対応に「これはちょっと…」と納得できない場合は、きちんとその気持ちを伝えることが大切です。
1. まずは状況を整理しよう
クレームを伝える前に、どんなことで困っているのか、情報を整理しておくとスムーズです。
- いつ、どの荷物で問題が起きたか: 追跡番号(お問い合わせ送り状No.)、配達予定日など、できるだけ具体的に。
- 具体的に何が問題だったか: 例:「不在票が入っていなかった」「指定時間を過ぎていた」「連絡がなかった」など。
- どうしてほしいか: 例:「状況を説明してほしい」「再発防止を徹底してほしい」「誠意ある対応をしてほしい」など。
2. どこに、どう伝える?
佐川急便へのクレームや苦情は、以下の窓口へ連絡しましょう。
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佐川急便お客様相談室(0120-881-724)
(受付時間:平日 9:00~19:00)
オペレーターの方に、直接状況を説明できます。感情的にならず、でも伝えたいことははっきりと、具体的に話すのがポイントです。あなたの困っている気持ちを、丁寧な言葉で伝えてみてくださいね。
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佐川急便ウェブサイト「ご意見・ご要望」フォーム
電話で話すのが苦手な方や、伝えたい内容をじっくり考えてから送りたい方には、ウェブサイトの「ご意見・ご要望」フォームが便利です。入力欄に、整理した状況を詳細に書き込みましょう。返信が欲しい場合は、その旨を忘れずにチェックしてくださいね。
クレームを伝える時の心がけ
- 冷静に、具体的に伝える: 感情的になってしまう気持ちもわかりますが、まずは落ち着いて、起きた事実(日時、状況、追跡番号など)を明確に伝えましょう。
- 「どうしたいか」をはっきり伝える: ただ不満をぶつけるだけでなく、「こんな風に改善してほしい」「こう対応してほしい」と具体的に伝えることで、佐川急便側も対応しやすくなります。
- 記録を残しておくと安心: いつ、誰に、どんな内容を伝えたか、メモを取っておくと、もしもの時に役立ちます。ウェブフォームを使った場合は、送信完了画面のスクリーンショットなどを保存しておくと良いでしょう。
まとめ
佐川急便の「持ち戻り」は、様々な理由で発生するものですが、ほとんどの場合は再配達依頼で解決できます。もし、サービスの質に疑問を感じたり、納得できない対応があったりした場合は、佐川急便のお客様相談室やウェブフォームを通じて、あなたの声(ご意見や苦情)を伝えることが大切です。
荷物がスムーズに届くよう、そしてより良い配送サービスにつながるよう、ぜひ今回の情報を役立ててみてくださいね!あなたの荷物が無事に手元に届きますように。