英語の「どっち?」を完全攻略!both, either, neitherの使い分けとマスター術
「両方とも好き!」「どっちでもいいよ」「どちらもダメだった…」
日常会話で毎日のように使うこれらの表現。英語にしようとすると、both, either, neitherのどれを使えばいいのか迷ってしまうことはありませんか?
これらは「2つのもの」を指すときに欠かせない単語ですが、使い方を間違えると相手に正反対の意味で伝わってしまうこともあります。また、試験やビジネスシーンでも頻出するため、正しく理解しておくことは英語の精度を上げるために非常に重要です。
この記事では、英語学習者がつまずきやすい「both / either / neither」の使い分けを、初心者の方でも分かりやすく徹底解説します。この記事を読み終える頃には、自信を持って使い分けられるようになりますよ!
1. both, either, neitherの基本イメージをつかもう
まずは、それぞれの単語が持つ「核心的な意味」を整理しましょう。2つの対象(人や物)をイメージしながら確認してください。
both(両方とも)
イメージ: 〇 + 〇
意味: 「AとBのどちらも」という肯定的な意味です。常に複数として扱います。
either(どちらか一方)
イメージ: 〇 又は 〇
意味: 「AかBのどちらか一つ」という意味です。選択肢を提示するときに使います。否定文で使うと「どちらも~ない」という意味に変化します。
neither(どちらも~ない)
イメージ: × + ×
意味: 「AもBもどちらも~ない」という否定的な意味です。単語自体に否定の力が含まれているので、notと一緒に使う必要はありません。
2. bothの使い方:常に「セット」で考える
bothは、2つのものがセットになっているイメージです。
基本の形
both A and B: 「AとBの両方」
both of the [複数名詞]: 「その~の両方」
例文でチェック
I like both coffee and tea.
(私はコーヒーも紅茶も両方好きです。)
Both of my parents are teachers.
(私の両親は二人とも教師です。)
【ポイント】
bothが主語に来る場合、動詞は必ず複数形(are, have, doなど)になります。
3. eitherの使い方:選択と否定
eitherは少しトリッキーです。「どちらか片方」という肯定の使い方と、否定文の中での使い方の2パターンを覚えましょう。
肯定文:どちらか一方
either A or B: 「AかBのどちらか」
either of the [複数名詞]: 「その~のどちらか一方」
例文:
You can take either the bus or the train.
(バスか電車のどちらかを利用できます。)
Either day is fine with me.
((2つの候補日のうち)どちらの日でも大丈夫です。)
否定文:どちらも~ない(not + either)
否定文でeitherを使うと「どちらも~ない」という意味になります。
例文:
I don't like either of them.
(私はそれらのどちらも好きではありません。)
【ポイント】
eitherが単独で主語になる場合、文法的には単数扱い(is, has, doesなど)にするのが一般的です。
4. neitherの使い方:強い否定
neitherは「not + either」が合体した言葉だと考えると分かりやすいでしょう。
基本の形
neither A nor B: 「AもBも~ない」
neither of the [複数名詞]: 「その~のどちらも~ない」
例文でチェック
Neither Japan nor Italy won the game.
(日本もイタリアもその試合には勝たなかった。)
Neither of my friends could come to the party.
(私の友人は二人ともパーティーに来られなかった。)
【注意点】
neither自体に否定の意味があるため、同じ文の中で not を使ってはいけません。
× I don't like neither.
〇 I like neither. / I don't like either.
5. 文法的に差がつく!単数・複数のルール
ここがテストや実務で最も間違えやすいポイントです。しっかり押さえておきましょう。
| 単語 | 名詞の形 | 動詞の形(主語の場合) |
| both | 複数名詞 | 複数扱い (are, were, etc.) |
| either | 単数名詞(直後の場合) | 単数扱い (is, was, etc.) |
| neither | 単数名詞(直後の場合) | 単数扱い (is, was, etc.) |
※ either of the [複数名詞] や neither of the [複数名詞] の形では、日常会話で複数扱いされることもありますが、フォーマルな場や試験では単数扱いが正解です。
6. 実践!よくある間違いと対策
日本人が間違いやすいパターンを見てみましょう。
ケース1:返答での間違い
友人:「コーヒーと紅茶、どっちがいい?」
あなた:「どちらも欲しくないな」
間違い:I don't want both.
(これだと「両方は欲しくない=片方ならいい」という部分否定の意味に取られることがあります)
正解:Neither, thanks. または I don't want either.
ケース2:代名詞の使い方
「それら両方」と言いたい時。
正解:both of them
注意:
ofを抜いてboth themとは言えません(both of them か both the books のように使います)。
7. まとめと定着のためのヒント
最後に、覚え方のコツをまとめます。
both = A + B (ポジティブなセット)
either = A or B (どっちか選ぶ)
neither = Not A and Not B (どっちもダメ)
これらの使い分けをマスターする一番の近道は、**「2つの選択肢」**を常に意識して独り言を言ってみることです。
例えば、今日のランチに迷ったら、「I can have either ramen or pasta.(ラーメンかパスタのどちらかを食べられる)」と考えてみてください。傘を2本持っているなら、「Both umbrellas are black.(両方の傘が黒い)」と言ってみましょう。
日常の何気ないシーンを英語に置き換えるだけで、文法のルールは自然と身についていきます。最初は間違えても大丈夫です。この「2つの関係性」を意識して、英会話を楽しんでくださいね!
付録:クイック・チェックテスト
理解度を確認してみましょう!(答えは頭の中で考えてみてください)
(Both / Either) of my eyes are red.
I don't like (neither / either) of these movies.
(Neither / Either) candidate is suitable for the job, so we need to keep looking.
解答のヒント:
目は2つセットで「are」なので...?
don'tという否定語があるので...?「適任ではない、だから探し続ける必要がある」という意味になるのは...?
正解できましたか?これでもう、both, either, neitherの使い分けはバッチリです!
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