ピーチ(Peach)の機内持ち込み手荷物・受託手荷物の制限を完全攻略!重さ超過を防ぐ賢いパッキング術


格安航空会社(LCC)の代表格であるピーチ(Peach Aviation)を利用して、賢くお得に旅を楽しみたいと考えている方は多いはずです。しかし、LCCを利用する上で最も気をつけなければならないのが「手荷物の重さ」と「サイズ」のルール。

「当日、空港のカウンターで重量オーバーを指摘されて、高い追加料金を払うことになった…」

「お土産を買いすぎて、帰りのバッグが制限を超えてしまった!」

そんな失敗を避け、安心してフライトを楽しむための完全ガイドをお届けします。


1. ピーチの機内持ち込み手荷物:合計7.0kgの壁を突破する

ピーチの機内持ち込みルールは、数ある航空会社の中でも比較的厳格に管理されています。まずは基本のルールをしっかり把握しましょう。

持ち込める個数と重さ

機内に持ち込めるのは、「身の回り品(ハンドバッグやカメラ、傘など)1個」と「手荷物1個」の合計2個までです。

そして、最も重要なのがその合計重量が7.0kg以内であること。

以前は10kgまで認められていた時期もありましたが、現在は7.0kgが世界的なLCCの基準となっています。この「7kg」という数字は、デジタルガジェットや着替えを詰め込むと、意外とあっさりと超えてしまう重さです。

サイズの規定

3辺の合計が115cm以内である必要があります。具体的な寸法は以下の通りです。

  • 各辺の最大値:50cm × 40cm × 25cm 以内

これはキャスターやハンドル部分も含めたサイズです。空港のチェックインカウンター付近には専用の測定器が設置されており、少しでもはみ出していると受託手荷物(有料)への変更を促される場合があります。


2. 受託手荷物(預け荷物)の料金プランと注意点

機内持ち込みの7kgに収まりきらない場合は、事前に「受託手荷物」の予約を行いましょう。ピーチには複数の運賃タイプがあり、それによって無料で預けられる範囲が異なります。

運賃タイプ受託手荷物(1個目)備考
シンプルピーチ有料最安値プラン。荷物がある場合は別途購入が必要。
バリューピーチ1個無料20kgまでの荷物が1個含まれる。
プライムピーチ2個無料20kgまでの荷物が2個まで含まれる。

預けられる重さと個数の制限

  • 1個あたりの重量:20kgまで

  • 3辺の合計:203cmまで

もし20kgを超えてしまう場合、21kgから32kgまでは「重量超過手荷物料金」を支払うことで預けることが可能ですが、1個あたりの最大重量は32kgまでと決められています。それ以上の重さは、複数のバッグに分ける必要があります。

ネット予約と当日カウンターの違い

ここが最も重要なポイントです。手荷物の追加申し込みは、「インターネット(公式サイト・アプリ)」で行うのが最も安く済みます。

当日、空港のカウンターで「やっぱり預けたい」と申し出ると、予約手数料が高額になるため、パッキングが終わった段階で重さを量り、必要であれば前もってネットから追加しておくのが鉄則です。


3. 重さ超過を防ぐ!旅のプロが教えるパッキング術

「7kg以内に抑えたいけれど、どうしても荷物が減らせない」という方のために、具体的な対策を紹介します。

軽量なスーツケース・バッグを選ぶ

意外と盲点なのが、カバン自体の重さです。ハードタイプのスーツケースはそれだけで2kg〜3kgあるものも珍しくありません。LCCを頻繁に利用するなら、1kg前後の超軽量ソフトキャリーや、ナイロン製のボストンバッグ、バックパックを選ぶのが正解です。

デジタルスケール(吊り下げはかり)を活用する

空港のカウンターでドキドキしながら計量器に乗せるのは心臓に良くありません。数千円で購入できる「ラゲッジチェッカー(吊り下げ式のはかり)」を一つ持っておけば、ホテルでパッキングしながら正確な重さを確認できます。

重いものは「身につける」

計測の対象になるのは、あくまで「手に持っているバッグ」の中身です。

  • 重いコートやジャケットは着てしまう。

  • ポケットにモバイルバッテリーやスマートフォンを入れる。

  • 重い靴(ブーツなど)を履いて飛行機に乗る。

これだけで、バッグの重さを1kg程度軽くできることがあります。

圧縮袋の落とし穴に注意

衣類圧縮袋は「容積」を減らすのには非常に便利ですが、「重さ」は変わりません。むしろ、「まだ入る!」と思って詰め込みすぎてしまい、結果として重量オーバーを招く原因になりがちです。


4. 特殊な荷物の取り扱い(スポーツ用品・楽器・ペット)

自転車やゴルフバッグ、サーフボードなどの大型手荷物は、通常の受託手荷物料金とは別に「スポーツ用品受託手荷物料金」が適用されます。これらはサイズや形状によって預けられない場合もあるため、事前に必ず公式サイトの規定を確認しましょう。

また、ピーチではペットの預かり(機内持ち込み含む)は一切行っていません。 盲導犬、介助犬、聴導犬などの補助犬については、無料で同伴が可能です。


5. 万が一、制限を超えてしまったら?

チェックイン時に「7.1kg」など、わずかに超えてしまった場合、スタッフの判断によりますが、厳しい場合はその場で荷物の整理を求められます。

解決策:

  1. 友人のバッグに分散させる: 同行者がいる場合、相手の枠に余裕があれば移し替えましょう。

  2. お土産袋を一つにまとめる: ピーチは「合計2個まで」というルールがあるため、免税店や空港で購入したお土産袋も、最終的には一つのバッグにまとめなければなりません。


まとめ:スマートにピーチを使いこなすために

ピーチの荷物ルールをマスターすることは、旅のコストを最小限に抑えることに直結します。

  • 機内持ち込みは合計2個、7.0kg以内。

  • サイズは50cm×40cm×25cm以内。

  • 荷物が多いなら、予約時に「バリューピーチ」を選ぶか、事前にネットで受託手荷物を追加する。

  • 空港での当日追加は割高なので避ける。

このルールさえ守れば、浮いたお金で現地での豪華な食事やアクティビティを思いっきり楽しむことができます。出発前に自宅で一度計量して、ストレスフリーな空の旅へ出かけましょう。


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