ニキビがかさぶたになった時の正しいケア|跡を残さないための対策とNG行動


「ニキビを触っていたら、いつの間にかかさぶたになってしまった」「無理に潰してしまって、赤みが引かない……」と、鏡を見て落ち込んでいませんか?

ニキビがかさぶたになっている状態は、肌が必死にダメージを修復しようとしているサインです。ここで間違ったケアをしてしまうと、一生残る「ニキビ跡」や「クレーター」の原因になってしまいます。

この記事では、ニキビがかさぶたになった時の適切な治し方から、早く治すための具体的なスキンケア、そして絶対にやってはいけないNG行動までを詳しく解説します。


なぜニキビがかさぶたになるの?その正体と役割

ニキビが炎症を起こしたり、潰れたりすると、そこから血液や浸出液(体液)が出てきます。これが乾燥して固まったものが「かさぶた」です。

かさぶたには、以下の2つの重要な役割があります。

  • 外部の刺激から傷口を守る: 雑菌が入り込むのを防ぐバリアの役割。

  • 皮膚の再生を促す: かさぶたの下で、新しい皮膚が作られるための「天然の絆創膏」の役割。

つまり、かさぶたができること自体は治癒の過程として正しい反応なのです。


早く治すために!ニキビがかさぶたになった時の正しいケア

跡を残さず、最短で美肌に戻すためのステップを紹介します。

1. 「湿潤療法」で肌の再生を早める

最近の傷治療の主流は、乾かさずに治す「湿潤療法(モイストケア)」です。ニキビ用や傷口用の「ハイドロコロイド素材」のパッチを活用しましょう。

  • メリット: 乾燥を防ぎ、浸出液の力を借りて皮膚の再生をスピードアップさせます。また、物理的に触れなくなるため、無意識に剥がしてしまうリスクも防げます。

2. 徹底した保湿でバリア機能をサポート

かさぶたの周囲は非常に乾燥しやすくなっています。乾燥は肌のターンオーバーを乱すため、低刺激な化粧水や乳液でしっかり保湿を行いましょう。

  • ポイント: セラミドやヒアルロン酸配合の、油分の多すぎないアイテムを選ぶのがベストです。

3. 紫外線対策を万全にする

かさぶたが取れたばかりの新しい皮膚は、非常にデリケートでメラニン色素が沈着しやすい状態です。ここで紫外線を浴びると、茶色い「色素沈着(シミのようなニキビ跡)」として残ってしまいます。

  • 対策: 日焼け止めを塗るか、パッチで保護するなどして、直射日光を避けましょう。


【厳禁】ニキビ跡を悪化させる絶対にやってはいけないこと

これをしてしまうと、美容皮膚科での治療が必要なほどのダメージを残す可能性があります。

  • 無理に剥がす

    まだ準備ができていない新しい皮膚を無理やり露出させることになり、炎症が再燃したり、皮膚が凹んでクレーター状になったりします。

  • 過剰な洗顔やスクラブ

    かさぶたを「汚れ」だと思ってゴシゴシ洗うのは禁物です。洗顔料をしっかり泡立てて、肌に触れないくらいの力加減で優しく洗い流しましょう。

  • メイクで無理に隠す

    かさぶたの上に直接ファンデーションやコンシーラーを厚塗りすると、雑菌が繁殖しやすくなります。どうしても隠したい場合は、医療用パッチの上からメイクをする工夫が必要です。


こんな時は皮膚科へ!受診の目安

以下のような症状がある場合は、セルフケアだけでは不十分な可能性があります。

  • かさぶたの周りが大きく腫れて熱を持っている。

  • 何度も同じ場所がかさぶたになり、治りが極端に遅い。

  • 黄色い膿(うみ)が止まらない。

皮膚科では、抗生物質の外用薬や、跡を残しにくくする専門的な治療が受けられます。


まとめ:焦らず「待つ」ことが美肌への近道

ニキビがかさぶたになると、どうしても気になって触りたくなりますが、そこをグッと堪えるのが最大の解決策です。

  • 触らない・剥がさない

  • 保湿とUVケアを徹底する

  • パッチを上手に活用する

この3つを意識するだけで、数週間後の肌の状態は劇的に変わります。焦らずに、あなたの肌が持つ「自然治癒力」をサポートしてあげましょう。


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