初心者向けイチゴの品種おすすめ10選!育てやすさと甘さを徹底比較


「自宅で甘いイチゴを収穫してみたいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない……」

「スーパーで買うような立派なイチゴを、自分の手で育ててみたい!」

真っ赤に輝く完熟イチゴを庭やベランダで収穫するのは、家庭菜園の醍醐味ですよね。しかし、イチゴには「病気に強いもの」「圧倒的に甘いもの」「次々と実がなるもの」など、品種によって驚くほど性格が異なります。

初心者が失敗せず、かつ「収穫の喜び(収益性)」を最大化するためには、自分の栽培環境に合った最強の品種選びが欠かせません。

この記事では、育てやすさ、甘さ、収穫量のバランスに優れたおすすめの10品種を厳選してご紹介します。


イチゴ品種選びの前に知っておきたい「2つのタイプ」

イチゴには大きく分けて2つの系統があります。ここを間違えないことが成功への第一歩です。

  • 一季なり(いっきなり):春にまとめてたくさんの実を収穫するタイプ。大粒で甘みが強く、初心者が「美味しいイチゴをたくさん食べたい」ならこちらが断然おすすめ。

  • 四季なり(しきなり):春から秋まで長期間収穫できるタイプ。観賞用としても人気ですが、夏場の管理が少し難しく、味の濃厚さは一季なりに譲ることが多いです。

今回は、特に失敗が少なく満足度が高い「一季なり」を中心に、今注目のお宝品種をピックアップしました。


初心者におすすめのイチゴ品種10選

1. とよのか(一季なり)

昔からの定番品種で、病気に強く非常に育てやすいのが特徴です。酸味と甘みのバランスが良く、家庭菜園の入門編として根強い人気を誇ります。

2. 紅ほっぺ(一季なり)

「ほっぺが落ちるほど美味しい」ことから名付けられた品種。果実が大きく、中まで赤いのが特徴です。勢いよく育つため、初心者でも大粒の収穫が期待できる「高配当」な品種と言えます。

3. 章姫(あきひめ・一季なり)

酸味がほとんどなく、とにかく甘いイチゴが好きな方に最適です。果実が少し柔らかいため市場流通しにくいのですが、その「採れたての柔らかさ」を楽しめるのは家庭菜園ならではの贅沢です。

4. さちのか(一季なり)

ビタミンCが豊富で、果実がしっかりしているため病気に強く、長持ちします。天候不順にも比較的強いため、安定した収穫(資産確保)を目指す方におすすめです。

5. とちおとめ(一季なり)

東日本で圧倒的なシェアを誇る王道品種。家庭菜園用としても苗が広く流通しており、手に入れやすさと育てやすさのバランスが抜群です。

6. 桃薫(とうくん・一季なり)

まるで桃のような香りがする、珍しい「お宝品種」です。見た目も淡いピンク色で、家庭菜園で育てて周囲を驚かせたい、付加価値を重視する方に向いています。

7. 宝交早生(ほうこうわせ・一季なり)

「家庭菜園の神様」とも呼ばれるほど、病気への耐性が非常に強い品種です。どんな環境でも育ちやすいため、絶対に失敗したくない初心者はここから始めるのが正解です。

8. よつぼし(四季なり/一季なりに近い特性)

種から育てることもできる画期的な品種。甘味、酸味、風味が揃って「四つ星」級の美味しさです。四季なりの性質を持ちつつ、一季なりのような濃厚な味わいを楽しめます。

9. ドルチェベリー(四季なり)

サントリーが開発した、病気に強く育てやすい四季なり品種です。プランターでも次々と実がなるため、ベランダで長く収穫を楽しみたい方に最適です。

10. エンジェルエイト(四季なり・白イチゴ)

真っ白な実が特徴の白イチゴ。鳥に赤色を見つけられにくいため、防鳥対策のコストを抑えられるという意外なメリット(収益性)もあります。


収穫量を最大化する!苗購入時のチェックポイント

良い品種を選んでも、苗の状態が悪いと元も子もありません。以下の「健康状態」を確認してから購入しましょう。

  1. クラウン(根元の王冠のような膨らみ)が太いこと:ここにエネルギーが蓄えられています。

  2. 葉の色が濃く、病害虫の跡がないこと:特に葉の裏にアブラムシがいないかチェック。

  3. 「ウイルスフリー苗」を選ぶ:病気に感染していないことが保証された苗は、その後の管理コストを大幅に下げてくれます。


節約と収益化:イチゴ栽培を「お得」にする裏ワザ

イチゴ栽培は、一度苗を買えば終わりではありません。

  • ランナーを育てる:収穫後に伸びてくるツル(ランナー)を地面に根付かせれば、翌年用の苗がタダで手に入ります。1株から5〜10株ほど増やせるため、年々「イチゴ資産」が増えていく仕組みです。

  • 家庭用肥料の最適化:油かすや米ぬかなどの有機肥料を上手に活用することで、市販の高級肥料を買わずに甘い実を育てることが可能です。


まとめ:あなたにぴったりの1株を見つけよう

イチゴ栽培は、品種選びでその年の「収穫額」が決まります。

  • とにかく甘いイチゴなら:章姫、紅ほっぺ

  • 失敗をゼロにしたいなら:宝交早生、とよのか

  • 長く楽しみたい、見た目重視なら:よつぼし、エンジェルエイト

まずは気になる品種を1〜2株から育ててみてください。自分で育てた完熟イチゴを口にした瞬間、その圧倒的な美味しさに、来年はもっと増やしたくなっているはずですよ。