茶道を始めよう!初心者でもわかる茶道具の種類と選び方ガイド
「茶道を始めてみたいけれど、茶道具が多すぎて、何から揃えればいいのか分からない…」
そう思って、一歩踏み出せずにいませんか?茶道にはさまざまな道具がありますが、最初からすべてを揃える必要はありません。まずは、基本となる種類とそれぞれの役割を知ることが大切です。
この記事では、茶道初心者の方でも安心して始められるよう、主要な茶道具の種類とその選び方を分かりやすく解説します。また、安いものから手軽に始められる方法もご紹介します。
さあ、奥深い茶の湯の世界へ、茶道具選びから足を踏み入れてみましょう。
茶道具の基本!主要な種類とそれぞれの役割
茶道具は、茶室を彩る美術品であると同時に、お茶を点てるために欠かせない実用的な道具です。ここでは、特に重要な茶道具の名称と役割を一覧で見ていきましょう。
茶碗(ちゃわん)
抹茶を点て、飲むための器です。茶道具の中でも最も個性が際立ち、季節や茶会によって種類を変えるのが一般的です。抹茶 茶碗には、深さや口の広さなど、様々な形があります。
茶筅(ちゃせん)
抹茶を点てるための道具です。竹を細かく割って作られており、穂の数や形状によって使いやすさが変わります。
茶杓(ちゃしゃく)
抹茶を棗や茶入れからすくい、茶碗に入れるための匙です。竹や象牙などで作られ、一つひとつ異なる形や色合いを楽しめます。
棗(なつめ)・茶入れ(ちゃいれ)
抹茶を入れる容器です。木製漆器の「棗」と、陶磁器の「茶入れ」があり、お点前の形式によって使い分けます。
茶巾(ちゃきん)
茶碗を清めるための白い麻布です。
茶巾筒(ちゃきんとう)
茶巾を入れて持ち運ぶための筒です。
水指(みずさし)
点前の際に水をいれておくための容器です。
釜(かま)
茶室でお湯を沸かすためのものです。
柄杓(ひしゃく)
釜から湯を汲み、茶碗に入れるための道具です。
初心者必見!自分に合った茶道具の選び方
「いざ茶道具を揃えようと思っても、どれを選べばいいか分からない…」そんな悩みを解決する3つのポイントをご紹介します。
まずは「茶道具 セット」から始めてみる
茶道初心者にとって、必要な道具を一つずつ揃えるのは大変です。まずは、茶碗、茶筅、茶杓、棗などが一式になったセットを購入するのがおすすめです。
茶道具 安いセットも多く、手軽に茶道を始めることができます。
稽古用か、自宅用か
稽古に持っていく持ち物として揃えるなら、扱いやすく丈夫なものが良いでしょう。
自宅で気軽に楽しむ用なら、ご自身の好みやインテリアに合ったデザインで選ぶのも選び方の一つです。
材質や手触りを大切に
茶杓 選び方や茶碗選びでは、手に取った時の感触を大切にしてみてください。
良い道具は、使っていくうちに手に馴染み、愛着が湧いてくるものです。
目的別!おすすめの茶道具の揃え方
初めての稽古用
茶道具 セットは、稽古に必要な基本道具が揃っており、先生から指導を受ける際もスムーズです。
自宅で気軽に楽しむ用
抹茶 茶碗と茶筅、茶杓だけでも、十分にお茶を点てて楽しむことができます。
大切な人へのギフトとして
茶道具 ギフトとして贈るなら、茶碗や茶筅がおすすめです。特に、相手の好きな色や柄の茶碗を選べば、喜ばれること間違いなしです。
まとめ
茶道具は、ただお茶を点てるための道具ではありません。それぞれに深い歴史と美しさがあり、道具を選ぶこと自体が、茶道の楽しみの一つです。
茶道初心者の方も、まずは手軽に茶道具 セットから始めてみてください。茶道の作法を学びながら、少しずつお気に入りの道具を増やしていくのも良いものです。
茶道具選びの時間が、あなたの茶道ライフをより豊かなものにしてくれるはずです。