「美術館はつまらない」を卒業!初心者も楽しめる美術鑑賞のコツ10選
「美術館ってどう楽しめばいいのかわからない」「アートの知識がないから、ちょっと敷居が高い…」
そんな風に感じていませんか?せっかく美術館に行くなら、もっと深く、もっと楽しく作品を鑑賞したいですよね。
この記事では、初心者の方でも、美術鑑賞が100倍楽しくなる美術館の巡り方と、鑑賞のコツをたっぷりご紹介します。難しい知識は一切不要です。これを読めば、次の休日が待ち遠しくなるはずですよ。
【準備編】美術館へ行く前に知っておくと安心なこと
「美術館巡り」をスムーズに始めるために、まずは出発前の準備から始めましょう。
1. チケットは事前予約がおすすめ
人気のある展覧会は、当日券の列が長くなりがちです。事前にオンラインでチケットを予約しておけば、並ぶ時間を短縮できます。割引になる場合もあるので、公式サイトをチェックしてみましょう。
2. 疲れない「美術館の服装」を考える
長時間歩き回ることが多いので、靴は歩きやすいものが一番です。また、美術館内は温度調整されているため、脱ぎ着しやすい上着があると便利です。リュックサックや大きな荷物は、コインロッカーに預けるのがスマート。
3. 混雑を避けるなら、平日の午前中や夜間開館
週末はとても混み合いますが、平日の午前中や、金曜・土曜に設定されていることが多い夜間開館を狙うと、ゆっくりと作品と向き合えます。
4. あると便利な「美術館の持ち物」
小さなバッグ:作品を鑑賞する際、邪魔になりません。
メモ帳やペン:心に残った作品や感想をメモしておくと、後で見返したときに楽しいですよ。
飲み物:カフェが混んでいることもあるので、あらかじめ用意しておくと安心です。
【鑑賞編】知識はなくても大丈夫!「自分の好き」を見つけよう
さあ、いよいよ美術館へ。ここからが本番です!
5. 難しい知識は一切不要!
「この絵は〇〇時代で、作者は…」と知識を詰め込む必要はありません。まずは、「この絵、色がきれいだな」「この彫刻、面白い形だな」といった、自分の素直な感想を大切にしましょう。
6. 音声ガイドを賢く使おう
音声ガイドは、作品の背景や作者の意図、隠された物語などを知るための最強のツールです。作品をより深く理解でき、鑑賞方法の幅が広がります。
7. 1つの作品にじっくり向き合う時間をつくる
たくさんの作品を駆け足で見るのではなく、心惹かれた作品の前で、少し立ち止まってみましょう。離れてみたり、近づいてみたり、色や光の当たり方、筆のタッチなどを観察すると、新たな発見があります。
8. 「美術館デート」を楽しむなら、会話も弾む工夫を
パートナーと行くなら、お互いの好きな作品について話したり、「もしこの絵を家に飾るなら…」と想像してみるのも面白いです。共通の話題が生まれて、より親密になれるかもしれません。
【応用編】さらに楽しむためのプラスアルファ
少し慣れてきたら、こんな楽しみ方も試してみましょう。
9. ミュージアムショップで運命の出会いを
展覧会の最後にある展覧会グッズが並ぶミュージアムショップも、美術館の大きな楽しみの一つです。図録やポストカード、Tシャツなど、心惹かれた作品のグッズを記念に購入するのもいいですね。
10. 写真撮影と鑑賞レポートで思い出を記録
多くの美術館では、特定のエリアや作品で写真撮影が許可されています。撮影可能な場所を確認して、心に残った作品を写真に収めておきましょう。さらに、メモ帳に感想を書き留めておけば、自分だけの「鑑賞レポート」になります。
まとめ
美術館は「こう楽しむべき」という決まったルールはありません。
難しい美術鑑賞の知識がなくても大丈夫。今回ご紹介したコツを参考に、まずは「自分の好き」を探しに、気軽に美術館へ足を運んでみませんか?
きっと、あなただけの特別な楽しみ方が見つかるはずです。