結婚式「ゲストカード」の書き方完全ガイド!心温まるメッセージ例文集


結婚式の招待状に同封されている「ゲストカード」。名前や住所を書くだけだと思っていませんか? 実は、このゲストカード、新郎新婦へのメッセージを書く大切なスペースでもあるんです。「何を書けば喜ばれるかな?」「マナーはあるの?」と迷う方も多いですよね。

ゲストカードは、受付での記帳をスムーズにするだけでなく、新郎新婦が後でゆっくりと読み返すことができる、ゲストからの心温まるメッセージが詰まった宝物になります。

この記事では、結婚式のゲストカードの書き方から、相手別のメッセージ例文、押さえておきたいマナーまで、あなたの疑問を解消する完全ガイドをお届けします。新郎新婦への「おめでとう」の気持ちを込めて、素敵なゲストカードを完成させましょう!

1. ゲストカードって何?なぜ必要?

ゲストカードは、結婚式の受付で名前や住所を記帳する代わりに、事前に自宅で記入して持参するカードのことです。

1-1. ゲストカードの役割とメリット

  • 受付の混雑緩和: 多くのゲストが一度に記帳すると、受付が混み合ってしまいます。ゲストカードを事前に記入しておけば、当日は提出するだけでスムーズに受付が済みます。
  • 新郎新婦の負担軽減: 新郎新婦は、結婚式後にゲストの住所を改めて確認して、お礼状を送る際などにゲストカードを活用できます。住所録作成の手間が省け、非常に助かります。
  • メッセージで気持ちを伝えられる: 名前や住所だけでなく、新郎新婦へのメッセージを書き込む欄があることがほとんどです。直接伝えきれない「おめでとう」の気持ちや、思い出をメッセージとして残すことができます。

2. ゲストカードの基本の書き方とマナー

ゲストカードには、記入する際の基本的なマナーがあります。これを押さえておけば安心です。

2-1. 黒のペンで丁寧に書く

文字は、黒の油性ペンか、ボールペンを使用しましょう。インクがにじみにくいものを選んで、丁寧に記入します。フリクションペン(消せるボールペン)は、熱で消えてしまう可能性があるため、結婚式という大切な場面では避けるのが無難です。

2-2. 修正はしないのが基本

書き損じても、修正液や修正テープは使わないのがマナーです。もし書き間違えてしまった場合は、二重線で消して訂正するか、可能であれば新しいカードに書き直すのが理想です。予備がない場合は、新郎新婦に連絡して相談してみましょう。

2-3. 敬称は消すのが一般的

ゲストカードには、名前の横に「様」などの敬称が印字されている場合があります。これは新郎新婦側が記入する際に使うものなので、ゲスト側が記入する際には二重線で消すのが一般的です。

2-4. メッセージ欄には心のこもった言葉を

メッセージ欄は、新郎新婦への感謝やお祝いの気持ち、これからの幸せを願う言葉などを具体的に書くと喜ばれます。スペースが限られているので、簡潔にまとめましょう。

3. 【相手別】心温まるメッセージ例文集

メッセージを書く際は、新郎新婦との関係性によって言葉遣いや内容を調整するのがポイントです。スペースの限られたゲストカードでは、長文ではなく、短くても気持ちが伝わる言葉を選びましょう。

3-1. 親しい友人・同僚へ

かしこまりすぎず、親しみを込めた言葉で祝福の気持ちを伝えます。思い出のエピソードを少しだけ添えるのも良いでしょう。

  • 例文1: 「〇〇結婚おめでとう! いつも笑顔の〇〇と〇〇くんなら、きっと素敵な家庭を築くことでしょう。末永くお幸せにね! また近いうちにご飯行こうね!」
  • 例文2: 「ご結婚おめでとうございます! 〇〇さんの幸せそうな姿を見られて、私も本当に嬉しいです。これから二人の明るい未来を応援しています。落ち着いたらまた遊ぼうね!」

3-2. 目上の方(上司・先輩)へ

丁寧な言葉遣いを心がけ、日頃の感謝とお祝いの気持ちを伝えます。

  • 例文1: 「ご結婚誠におめでとうございます。日頃より温かいご指導をいただき、心より感謝申し上げます。お二人の末永いお幸せと、今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
  • 例文2: 「〇〇部長、この度はご結婚おめでとうございます。いつも明るく朗らかな〇〇部長と、素敵な〇〇様なら、笑顔の絶えない家庭を築かれることと思います。お二人の輝かしい未来を心よりお祝い申し上げます。」

3-3. 親族へ

親しい関係性でも、丁寧な言葉を基本としつつ、家族ならではの温かいメッセージを添えましょう。

  • 例文1: 「〇〇ちゃん、ご結婚おめでとう! 〇〇ちゃんが幸せな家庭を築くことを、心から嬉しく思います。〇〇くんと力を合わせて、笑顔あふれる素敵な家庭を築いてくださいね。末永くお幸せに!」
  • 例文2: 「ご結婚おめでとうございます。〇〇が良きパートナーに巡り合えたこと、私たちも本当に喜ばしく思っています。これからは二人で支え合い、明るい家庭を築いていってください。またいつでも遊びに来てくださいね。」

4. メッセージを書く際の「NG」なポイントと注意点

せっかくのお祝いのメッセージも、マナーに反してしまうと台無しになってしまうことも。以下の点には特に注意しましょう。

  • 忌み言葉(いみことば)を使わない: 「別れる」「切れる」「壊れる」「終わる」「去る」「戻る」「冷める」など、別れや不幸を連想させる言葉は絶対に使用しないようにしましょう。
  • 重ね言葉(かさねことば)を避ける: 「重ね重ね」「くれぐれも」「たびたび」「次々」「ますます」など、再婚を連想させる言葉は避けるのが一般的です。ただし、最近ではそこまで気にしない新郎新婦も多いですが、目上の方には特に注意しましょう。
  • 句読点(「、」「。」)を使わない: 「終止符を打つ」という意味合いに繋がるとして、結婚式のメッセージでは句読点を使わないのがマナーとされています。代わりにスペースや改行で調整しましょう。
  • ネガティブな内容や内緒の話: 新郎新婦が困るような個人的な内容や、内緒の話、プライベートな詮索などは避けましょう。
  • 上から目線の言葉やアドバイス: お祝いの場なので、偉そうな口調や余計なアドバイスは控えましょう。
  • 白のインクで書かない: お祝いの席では、「白」は避けるべき色とされています。ゲストカードは黒のペンで記入しましょう。

5. ゲストカードは「おめでとう」の気持ちを伝える大切なツール

ゲストカードは、単なる受付の記帳用紙ではありません。新郎新婦にとっては、あなたが結婚式に来てくれた証であり、後から何度も読み返しては幸せな気持ちになれる、大切な宝物です。

心を込めて丁寧に記入し、あなたらしい温かいメッセージを添えることで、二人の門出を最高に祝福する気持ちを伝えることができます。ぜひこの記事を参考に、素敵なゲストカードを完成させてくださいね!

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